私たちは似ているんだね
今度は失わない。私の大切な時間、大切な人。
幸せをつかめた気がする。たとえ気のせいでも、もう離さない。
まだ触れるのが怖い。……けれど、貴方たちの傍にいて、いいですか。
不器用な俺にできるのはお前らを守ること、それだけだ。
貴方と出会えたのは、運命でも、偶然でもなく必然。
S E A S O N S
彼らには共通点がそんなにあるわけではなかった。
それ故に彼らは惹かれあい、興味を持ち……そして現在《いま》、離れたくない存在となった。
性格も姿形も全く違ったけれどそんなことは苦痛ではない。むしろ楽しくて……それが当たり前だった。
お題挑戦の短編集。時間軸は一定じゃありません。
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